熊本市出水で生産されるハナショウブの出荷が始まりました。花を集荷するJA熊本市出水支店で出荷査定会が開かれた4月11日、ハナショウブ(1ケース花100本・葉250枚)など14ケースを札幌や関東などの市場に向け初出荷しました。
JA熊本市出水支店花卉部会は5人の生産者が2.5㌶で栽培。無加温ハウスでの栽培には、湧水池として有名な江津湖水系の豊かな天然水を利用。ハナショウブをはじめ、シマガマやローソクガマ、シマフトイなどの生産に励んでいます。
部会長の田畑一之さん(69)は「豪華な花を咲かせると市場の評価を得ている。日照不足を心配したが、生きのよい葉は品質が良い証拠」と仕上がりに自信を見せます。4月下旬から5月上旬の最盛期には1日に約60ケースを出荷し、5月下旬まで全体で600ケースを見込んでいます。主な出荷先は札幌、関東、関西、中国地方。
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「仕上がりは上々」と話す田畑部会長(手前右)、西岡さん(同左)、荒木さん(奥右)、豊田さん(同左) |
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