1. トップページ
  2. トピックス

■夢未来みかん都市圏へ

 極早生温州ミカン「豊福早生」の初出荷に合わせて9月29日、熊本市河内町のJA熊本市夢未来柑橘選果場で出発式が行われました。10月1日の初売りに向け関東や関西など消費地に出発する大型トラック8台を、JA柑橘部会役員や県・市の関係機関、JA関係者ら約30人が拍手で見送りました。
 
 出発式で副部会長の中川晃一さんが「新選果施設の機能を最大限に生かし、生産者や市場、関係各位が役割を果たして高品質の夢未来みかんを消費地に届けよう」とあいさつ。導入した次世代型選果機で厳選した約80トンのミカンを運搬するドライバーに、中川副部会長がミカンを贈呈しました。

 今年産ミカンは開花時期から生育の遅れがみられましたが、生産者の努力と梅雨明け以降の好天で果実品質・外観とも仕上がりは良好。JAでは温州ミカン(極早生・早生・中生・普通)露地生果合計で1万9650トン、デコポンなど中晩柑で1400トンの生産販売を計画します。生産者らはこの日、山間の河内稲荷神社で高値販売と安全輸送を祈願しました

初荷を積んだトラックの前で行われた出発式
外観も厳しくチェックされる極早生温州ミカン「豊福」